アイデアを生み出すのって難しい•••アイデア発想支援ツールを紹介!

論理的思考
会社員
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社会人には発想力が必須みたいな話聞くけど、発想するって難しい。
発想を手助けしてくれるものってないのかな?

どの仕事においても新たな発想を生み出すことは非常に重要です。アイデアがなければ、新しい製品やサービスを開発することはできず、企業が発展しません。しかし、アイデアを生み出すことは簡単ではありませんよね。

本記事では、以下にエンジニアがアイデアを生み出すための発想支援ツールを紹介します。

アイデアを実現する流れ

Flat lay of business concept

アイデアを実現する流れとしては大きく分けて2つあります。それは、発散と収束です。

発散

情報をインプットして、理解と分解して自由に広げていきます。このプロセスでは実現性はあまり考えないようにします。

  1. 問題やテーマの特定
  2. アイデアの検討と収集

収束

発散で創出されたアイデアを一つに絞って、実際にs製品やサービスに適応させます。

  1. アイデアの絞り込み
  2. アイデアの評価
  3. アイデアの実現

みなさんが発想力/想像力を働かせて、苦労するのは発散にあるアイデアの検討と収集ですよね?

ここが一番の鬼門かと思います。では、どんな方法でアイデアを出すのが良いのでしょうか?

アイデアを生み出す方法

アイデアを生み出すための方法はいくつかあります。

問題解決思考

問題解決思考は、問題を解決するために必要なスキルやプロセスを指します。問題解決思考は、問題を正確に定義し、情報を収集し、可能な解決策を考え、適切な解決策を選択します。

アイデアスケッチ

アイデアを図やイラストにして視覚的に表現することです。アイデアを言葉で説明するよりも、スケッチや図にすることで、アイデアの特徴や概念をより明確に伝えることができます。マインドマップを書いてみるとかはこちらに当てはまると思います。

逆転思考

逆転思考とは、問題解決や意思決定のための思考方法の一つで、従来の考え方や常識にとらわれず、逆の視点から問題や課題を考えることで、新しい解決策を見つけることを目的とした方法です。

ブレインストーミング

ブレインストーミングとは、グループでアイデアを出し合うための方法で、自由な発想を促し、多数のアイデアを生み出すことを目的とした手法です。

ブレインストーミングでは、以下のルールがあります。

  1. 批判的な意見は控える
  2. 自由な発想をする
  3. 量を重視する
  4. 組み合わせる
  5. 一定期間内にアイデアを出し切る

創造的なインスピレーション

創造的なインスピレーションとは、直感的な洞察力や創造性によって生み出される、新しいアイデアや発想、創造物に対するインスピレーションのことを指します。新しいアイデアや発想は直感や感性、創造性によって生まれることが多く、一見無関係に見える要素を組み合わせることで創出されることがあります。また、問題や課題に対して、従来のアプローチとは異なる角度からアプローチすることで、新しい解決策を導き出すことができます。

これらの方法でアイデア出る?

上述した方法で皆さんはアイデアを出してきていると思います。

しかし、実際にやってみるとなかなか良いものが見つからない場合もあると思います。広大な大地でポツンと立っている家屋を探す感じですかね?笑

途方ないと感じると思いますが、仕事では時間が有限です。

では、時間内にどう考えると今までにない発想ができるのかと不安になりますよね。

発想支援ツール「TRIZ」

アイデアを創出する際に私が皆さんに是非使っていただきたいツールはTRIZ(トゥリーズ)と言います。

TRIZは

「革新的な発明には共通する考え方があるとして40の基礎原理にその思考プロセスをまとめたもの

になります。

40の基礎原理は次のとおりです。

TRIZの40の原理

  1. Segmentation (分けよ)
  2. Taking out (離せ)
  3. Local quality (一部を変えよ)
  4. Asymmetry (バランスを崩させよ)
  5. Merging (2つを併せよ)
  6. Universality (ほかにも使えるようにせよ)
  7. “Nested Doll” (内部に入り込ませよ)
  8. Anti-Weight (バランスを作り出せ)
  9. Preliminary Anti-Action (反動を先につけよ)
  10. Preliminary Action (予測し仕掛けておけ)
  11. Beforehand Cushioning (重要なところに保護を施せ)
  12. Equipotentiality (同じ高さを利用せよ)
  13. ‘The Other Way Round’ (逆にせよ)
  14. Spheroidality – Curvature (回転の動きを作り出せ)
  15. Dynamics (環境に合わせて変えられるようにせよ)
  16. Partial or Excessive Actions (大ざっぱに解決せよ、一部だけ解決せよ)
  17. Another Dimension (活用している方向の垂直方向を利用せよ)
  18. Mechanical vibration (振動を加えよ)
  19. Periodic Action (繰り返しを取り入れよ)
  20. Continuity of Useful Action (よい状況を続けさせよ)
  21. Skipping (短時間で終えよ)
  22. “Blessing in Disguise” or “Turn Lemons into Lemonade” (よくない状況から何かを引き出し利用せよ)
  23. Feedback (状況を入り口に知らしめよ)
  24. ‘Intermediary’ (接するところに強いものを使え)
  25. Self-service (自ら行うように仕向けよ)
  26. Copying (同じものを作れ)
  27. Cheap Short-Living Objects (すぐダメになるものを大量に使え)
  28. Mechanics Substitution (触らずに動かせ)
  29. Pneumatics and Hydraulics (水と空気の圧を利用せよ)
  30. Flexible Shells and Thin Films (望む形にできる強い覆いを使え)
  31. Porous Materials (吸いつく素材を加えよ)
  32. Color Changes (色を変えよ)
  33. Homogeneity (質を合わせよ)
  34. Discarding and Recovering (出なくさせるか、出たものを戻させよ)
  35. Parameter Changes (温度や柔軟性を変えよ)
  36. Phase Transitions (固体を気体・液体に変えよ)
  37. Thermal Expansion (熱で膨らませよ)
  38. Strong Oxidants (「そこを満たしているもの」のずっと濃いものを使え)
  39. Inert Atmosphere (反応の起きにくいものでそこを満たせ)
  40. Composite Structures (組み合わせたものを使え)
https://ja.wikipedia.org/wiki/TRIZ

この基礎原理を使うと新たな新しいアイデアが出る可能性がぐんと上がるので是非使ってみてください。

例えば、お弁当箱(目の前にありました。)において1段弁当が2段弁当のアイデアが出たのは「Another Dimension (活用している方向の垂直方向を利用せよ)」の原理に当てはまると思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか?アイデアの実現の仕組みから方法、思考支援ツールについてお話ししました。アイデアを生み出すのって難しいですよね。仕事において新たな発想を考えることができる人はは企業の発展に繋がるため重宝されます。また新たな発想を考える習慣がついてくると自分自身の市場価値も上がってくることでしょう。今回の提案したツールを新たな発想を考える能力を成長させる第一歩として活用してみてください。

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